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これからの時代に本当に必要とされる教育とは?

これからの時代を生き抜く力とは?

変化の激しい社会。

終身雇用という神話が終わりを告げ、AIの時代が到来してきていることを肌で感じている人も多いはずです。

そして、この変化はますます加速していくでしょう。

今、子育て真っ最中の親御さんの中には、お子様の将来を不安に思っている方が多くいるのではないでしょうか。

「我が子は、この変化の激しい社会を生きていくことができるのか?」

「今の内からできることは何?」

そう思いながら、「少しでもこの子により良い教育を」と、日々子育てと向き合っているのだと思います。

教育に正解はありません。

なぜなら、性格、能力、環境は千差万別、人それぞれだからです。

それでも、いや、だからこそ、周囲の様子が気になってしまいますよね。

「塾には行かせた方がよいのか?」

「英語やプログラミングは必要?」

SNSなどに情報が溢れ返ってしまっているからこそ、より精査し、判断することが難しくなってきています。

世界時価総額ランキングTOP50から姿を消した日本の企業。

経済の低迷。

様々な問題を抱えながらも、変わることができない学校教育。

そんな中、私たちは、未来を担う子どもたちに、何をしてあげられるのでしょうか。

この記事では、今の学校教育の問題点やこれからの時代に求められる力、そして、今私たちにできることは何かを解説していきます。

学校教育の問題点

日本の学校の問題点。

それは、良くも悪くも、周囲に合わせる教育であるということです。

人を大切にし、周囲を思いやる心を育てるのは、日本の良さです。

一方で、周囲との調和を大切にするあまり、一人一人の能力や個性を存分に伸ばすという視点が、どうしても疎かになりがちです。

教室の中には、能力が高く、さらに発展的な内容に取り組んだ方が良い子どもも、一定数います。

そのような子どもでも、既に学習内容が分かっている授業を、皆と同じように受けなくてはなりません。

本当はもっと実りある時間を過ごすことができるはずなのに、我慢しなくてはならないのです。

子どもは本来、「知りたい。学びたい。」という自然な欲求をもっています。

しかし、学習、生活のあらゆる面で人に合わせ、調和する教育を受けていくうちに、集団から大きく外れることを恐れるようになり、やがて本来もっていた好奇心も失っていく傾向にあります。

これでは、この変化の激しい社会で新たな分野へ挑戦をし、世界を牽引していくようなリーダーはなかなか育ちにくい。

それが、本音です。

加えて近年、働き方改革が推進され、教師の長時間労働が問題視されてきました。

労働時間削減のため、教員はさらに一人一人の子どもたちに時間をかける教育を設計することが難しくなってきています。

そうなると、より学力も個性も時間を掛けなくて済む、均一化された教育が加速していくことになります。

世界のリーダー教育

日本に対し、世界の教育事情はどうでしょうか。

日本にはなかなか馴染がありませんが、世界には「飛び級」というシステムを取り入れている国が多くあります。

OECDが2018年に行った調査では、各国の「15歳の飛び級・落第の割合」が発表されています。

ドイツが約45%、スイスが約30%、アメリカは約20%、そして、イギリス、ブラジルが約5%と続きます。

対して日本はどうでしょうか。

そもそも中学校までは飛び級は認められておらず、高校からようやく自分の能力に見合った先取教育を受けられるようになっています。

しかも、それを推進している大学はほんの一部であるのが現実です。

シカゴ大学のヘックマン教授らが行った「ペリー幼稚園プログラム」というものがあります。

手厚い就学前教育を施したグループと、何も施さなかったグループ。

その両者に、小学校からは同じ教育を受けさせます。

その後の2つのグループの人生の軌跡を、40歳時点まで追跡したという調査です。

そして、この試みの結果、高校卒業率、経済の豊かさ、社会適合性の高さといった全ての値で、就学前教育を施したグループの方が高い数値を打ち出したことが分かったのです。

このプログラムで行われたのは、2年間×2.5時間の読み・書き・歌などのレッスン、少人数で手厚く先生が支援する教育、1週間につき1.5時間の家庭訪問などのカリキュラムです。

単純な勉強もそうですが、大人が寄り添って育むことも重視していることが分かります。

そして、このような教育投資の効果(収益率)が、最も高いのは幼児教育であるということも証明されています。

これを飛び級や先取教育に当てはめてみます。

人的資本への投資は、とにかく子どもが小さいうちに行うべきであるならば、飛び級や先取教育は非常に理に適っているといえるでしょう。

一人一人の子どもに合わせた課題を設け、該当学年より先の教育を行うことで、好奇心を大切に、大切に育てることができます。

自分自身で探究したいものを選び、成長していくことができる主体的な人間に育てることができるのです。

アメリカの大学を18歳で卒業し、一流IT企業の目にとまり、オファーがかかったという事例があります。

18歳で働き始めるということは、20代前半で既に5年前後のキャリアをもっていることになります。

勉強してきた知識と、実際に仕事をしてみて分かった実践の気付きをミックスアップし、新たなスタートアップにチャレンジすることができる。

それでも20代前半です。

若く吸収力がある時代をまだ十分に残しているからこそ、より多くのチャンスを掴むことができるのです。

経験値を早く積むことができるのも、飛び級・先取教育の大きな魅力と言えるでしょう。

人生100年時代。

そして、今までにない速さで変わる社会。

一生を一つの仕事で終えるライフプランは過去のものとなりました。

今は、どれだけ多様な経験をもっているかが大きな強みとなるのではないでしょうか。

+αの教育を選択する時代

これからは、公立の学校教育を当てにすることはできません。

しかし、塾で高いテストの点数や受験に受かるための勉強をすることが、これからの人材を育てる手段であることに懐疑的な親御様も多くいるのではないでしょうか。

今までとは視点の違う、将来本当に必要となる力を育むような、「+α」の教育を選んでいかざるを得ない時代がやってくるでしょう。

「飛び級教育システムラボ」は、「予測不可能な未来社会を背負っていくことができる、グローバルリーダーを育てる教育を。」という思いで推進している教育事業です。

最も教育投資の価値が高い3歳~5歳という時期から始めるカリキュラムと、親子の信頼関係を強固にする情操教育を組み合わせたプログラムとなっています。

3年以上先の学習を進めていき、中学3年生までに高校の内容を終了する「スーパー飛び級」というシステム。

ただ、テストのように課題を解かせるのではなく、社会で真に求められる論理的思考力を育成する学習。

それを1日あたり1時間という、長期的かつ無理のないプランで進めていくように設計されています。

学習だけでは片手落ちですが、親子の絆を確かなものにするという視点も持ち合わせていることが特徴です。

公立学校だけでは実現できない、将来本当に必要となる力を補完し、予測不可能な未来をたくましく生き抜く力を育むために。

そんな、皆様のこの先の人生が、少しでも豊かになるお手伝いをさせていただけるのであれば、この上ない幸せであると思っております。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。