学力神話の崩壊
中学受験。
大学入試。
そのようなシステムにどこかで疑問を持ちながらも、プレッシャーを抱えつつ、「子どもの未来のために」を考えている。
そのような親御さんが、日本には多くいるのではないでしょうか。
受験や入試があるからこそ、未だにテストのために勉強するという方法が主流となっています。
本来の「好奇心を育むため」とは、かけ離れた学習の在り方が横行しているように思えてなりません。
学校を終えてからも、子どもを塾に通わせ、まるで大人のような忙しい毎日を送らせる。
それが、何十年も前から続いています。
一方で、現実社会は真逆の方向に進んでいます。
大学受験に受かり、大企業に入るというブランド力は低下しています。
世間で活躍しているのは、スポーツ選手やYOUTUBER、SNSを活用したビジネスにチャレンジしている人たちです。
しかし、多くの場合、彼らのように活躍している人材は、自分の得意や好きを生かす「感性」、「運」だけでなく、よりよい問題解決を図るための「学力」を備えていることが多いのです。
ただ知識を詰め込んだ学力と、生きていく力が備わっている学力。
両者の違いは、なぜ生まれるのでしょうか。
非認知能力とは?
非認知能力。
聞いたことがない方もいるかもしれませんね。
これは、IQや学力テストで計測される認知能力とは違う力です。
「忍耐力がある」「社会性がある」「意欲的である」といった、人間の気質や性格的な特徴を指します。
他にも、「自制心」「やり抜く力」「レジリエンス(回復力と対処能力)」「想像性」「ホスピタリティ」などがあげられています。
一括りにすると「生きる力」とも、まとめることができます。
「自制心」があれば、自分をコントロールし、目標に向かって確実に努力を積み重ねていくことができます。
「やり抜く力」があれば、自分が納得するまでトライ&エラーを繰り返し、困難を乗り越えていくことができます。
「レジリエンス」があれば、失敗やショックなことがあっても、自ら改善策を考え、すぐに立ち直ることができます。
オリジナルなものをゼロから生み出す「想像性」。
人に喜びを惜しみなく与え、人間関係を円滑にする「ホスピタリティ」。
これらは全て、社会で必要とされる力であることは、明白です。
世間を賑わせるような有名人は、生まれもっての能力もありますが、非認知能力の相乗効果によって成果をあげていることも、容易に想像してもらえるのではないでしょうか。
スタンフォード大学やケンブリッジ大学など、世界の中でトップとなる人材を育成する大学では、そもそも面接内容が、日本と比べ、全くの別物になっています。
例えば、「あなたは利口ですか。」「なぜ像の牙は取れたのでしょうか。」といった質問が出されます。
それに対し、答えを導くためのプロセスを、全てロジカルに答えなくてはならないのです。
これは、ただ知識を詰め込むだけの勉強では、決して得られない力を試されています。
そして、このような試験を通過していく子どもたちは、粘り強く考える「自制心」や、自分なりに考え抜く「やり抜く力」を、その土台としてもっています。
結果として、「自分ならできる。」という自己を信じる力が積み上がっているのです。
アンジェラ・ダックワース氏の著書である「GRIT やり抜く力」にこのような記述があります。
「知能レベルは最高ではなくても、最大限の粘り強さを発揮して努力する人は、知能レベルが最高に高くてもあまり粘り強く努力しない人より、はるかに偉大な功績を収める」という一節です。
「才能」と「非認知能力」の育成。
両者を備えていることが、「生きる力」の育成に必要なことが分かります。
家庭学習の重要性
子どもたちに、そのような「生きる力」を育むのは、やはり、家庭です。
文部科学省も、「家庭学習の充実に向けた働きかけを行う。」ことを方針として掲げています。
しかし、現実の宿題は、機械的に漢字の練習や計算の練習をする課題ばかりです。
加えて、学校現場の多忙さから、宿題というものに対する考え方が、縮小している傾向にあります。
塾の課題も、本当に本人が望んでいるものなのか、生きる力を付けるためのものなのかということに対しては、疑問が残ります。
このような「やらされている学習」ばかりでは、自ら進んで学ぶ楽しさ、自ら考えてチャレンジしていく力を育てることは、難しいと言えるでしょう。
学校教育は、集団生活を営んでいく上で大切なことを学ぶ場です。
それももちろん大切ですが、これからの時代は個で生きていく力がより必要になってきます。
ITテクノロジーの進歩によって、企業に属することのメリットが急速に小さくなってきているためです。
組織に所属しなくとも、自分一人で自己実現していく力が求められているのです。
家庭は本来、非認知能力のような、個の問題解決能力を養う場であるはずです。
では、どのような家庭学習をしていくべき、または選択していくべきなのでしょうか。
飛び級教育システムラボ
家庭学習の一歩目としてできることは何か。
まず親御さんが非認知能力に焦点を当てて、お子さんを教育していくことをお勧めします。
テストの点数だけを見るのではなく、それに向かって取り組んだ過程を評価するのです。
子どもに自ら目標を立てさせ、それに向かって計画を実行させる、そのプロセスを支援していくのです。
子どもの好奇心を大切にし、一緒に興味をもって物事を調べ、探究心を育んでいくのです。
そのような視点を、大切にしてみてください。
しかし、家庭だけでは限界もあります。
そのときは、外部の手を借りるのも1つの手段だと思っています。
「飛び級教育システムラボ」は、「予測不能な未来の社会を背負うグローバルリーダーの育成」という方針を基に、「圧倒的な学力」「真の読解力」という、「生きる力」を育むために必要な、二つの要素を取り入れた家庭学習教材です。
「家庭学習」である理由は、「親子の絆を育む」こともこのメソッドの主眼とするところだからです。
非認知能力の育成に最も効果を発揮することは「就学前」であることも、「大人の寄り添い」が必要であることも、調査によって証明されています。
そのような真の学力を付けるための土台は、家庭で育まれることが最も効果が高いのです。
「教えないでください。」これは、私どもが保護者さまにお願いしていることです。
子どもの好奇心。
自分を信じて問題解決を図る力。
主体的に取り組む人間性。
それらの真に必要な力を、幼い内から育んでいくためです。
疑問に対し、すぐに答えを与えては、自ら思考する力は育ちません。
加えて、3学年以上先の学習を進め、結果的に中学3年生までに高校の内容を終了するという長期的なプラン。
1日1時間という無理なくモチベーションを保つことができるカリキュラム。
自分で自由に学び、論理的思考力と自立を促進できる学習内容。
それらを通して、「やり抜く力」「主体的な人間性」「レジリエンス」「創造性」「自制心」といったあらゆる非認知能力を育成しております。
そして、その効果を高めることができるのは、親御さんが傍にいて見守っているからです。
子どもが自力の信じて取り組む姿に寄り添い、共に考え、共に喜びを共有していく中で、学力と人間性のバランスが取れ、自分の可能性を心から信じる子どもが育っていきます。
「そのようなお子さんが一人でも育っていくために、保護さま、お子様と手を取り合って、共に進みたい。」と私どもは考えております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。